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Claude Code で Ollama が使えるようになった

2026年1月、エンジニアの間で大きな話題となっているのが Claude Code と Ollama の直接連携 です。これまで Anthropic の API 制限に悩まされていた開発者にとって、これはまさに「神アップデート」と言えます。 なぜ外部ツールである Ollama が Claude Co...

2026/01/22 09:00
むらかみ
Claude Code で Ollama が使えるようになった
2026年1月、エンジニアの間で大きな話題となっているのが Claude Code と Ollama の直接連携 です。これまで Anthropic の API 制限に悩まされていた開発者にとって、これはまさに「神アップデート」と言えます。
なぜ外部ツールである Ollama が Claude Code で動くようになったのか、その仕組みと実務的なメリットを解説します。


仕組みは「Ollama が Claude のふりをする」こと
結論から言うと、Ollama 側が Anthropic(Claude)の API 形式に完全対応したから です。
Claude Code は、内部的に Anthropic 独自の「Messages API」という通信規格を前提に設計されています。通常、この規格は Claude 専用のものでしたが、Ollama(v0.14.0 以降)がこの規格をエミュレート(模倣)できるようになりました。
Claude Code から見ると: 「いつも通り Anthropic のサーバーにリクエストを送っている」つもり。
実際には: 環境変数の設定により、リクエスト先がローカルの Ollama にリダイレクトされている。
Ollama 側で: 届いたリクエストを解釈し、ローカルの LLM(Qwen3-Coder など)で推論。結果を「Anthropic API と全く同じ形式」で返す。
この 「API の互換性」 という橋が架かったことで、Claude Code の強力なエージェント機能をそのままに、中身の脳みそだけをローカル LLM に入れ替えることが可能になったのです。


なぜこの仕組みが重要なのか
この連携がもたらす恩恵は、単に「タダで使える」以上の価値があります。

1. 制限(Usage limits)からの解放
Sonnet などの上位モデルには、MAXプランであっても利用回数制限があります。Ollama を使えば、Anthropic 側のカウントを消費せずに、ローカルリソースで作業を継続できます。

2. セキュリティとプライバシーの確保
機密性の高いソースコードや、外部に出したくない社内ドキュメントを扱う際、ローカルの Ollama で処理を完結させれば、コードが外部のサーバーに送信される心配がありません。

3. 「重作業」と「軽作業」の賢い使い分け
これが最も現実的な活用法です。
Claude (Sonnet/Opus): 複雑なロジック設計、難解なバグの原因究明。
Ollama (Qwen/Llama): テストコードの量産、型定義の付与、ドキュメント整理、単調なリファクタリング。

このように、コストや回数制限を考慮して「脳」を使い分けることで、開発効率を最大化できます。


Claude Code という最高の「操作インターフェース」を、Ollama という自由な「推論エンジン」で動かす。この組み合わせは、2026年の AI 駆動開発において最も合理的でパワフルな選択肢の一つとなりました。

むらかみ

AI・機械学習分野の専門家として、企業のDX推進をサポートしています。